スパイシーカレー 魯珈(ろか)は、東京都新宿区大久保にあるスパイスカレーの人気店です。2016年にオープンして以来、全国からお客様が訪れる人気店で、食べログのカレー百名店にも選出されています。
※ 営業時間や営業日、価格などは変更があるかもしれません。
魯珈ってどんなお店?
JR大久保駅南口から徒歩1分という好立地にある魯珈は、カウンター6席のみの小さなお店です。店主の齋藤絵理さん(通称:えりつぃん)が一人で仕込みから接客まで切り盛りしているこだわりのお店で、南インド料理店「エリックサウス」出身のシェフが作る本格的なスパイスカレーが楽しめます。
2023年5月に建物の老朽化により移転し、現在は新宿タウンプラザビルBF-Jで営業しています。移転前とほぼ同じ場所で、L字カウンターが拡張され、より快適な空間になっています。
予約システムについて
魯珈は完全記帳制を導入しています。昼は9時30分から、夜は16時から店頭にて記帳受付が始まります。混雑時には開始時刻前から記帳待ちの列ができることもあるので、少し早めの訪問がおすすめです。まずは早く行って予約してその間は他のところで過ごして予約した時間を待つわけです。
私が訪れた日も、8時すぎには行列ができていました。そして記帳もこの日は9時5分頃から始まりました。人気店ならではの光景ですね。私は三人での訪問でしたから13時の予約となりました。13時までは銀座に行ってランブル(ここも超有名店ですが、個人的にあまりおすすめしません)でのカフェタイムを楽しみました。
メニューと価格
基本メニューは「ろかプレート」(1,250円)で、魯肉飯(るーろーはん)とカレー1種類を組み合わせたプレートです。カレーはラムカレー、チキンカレー、野菜カレーなどから選べて、ラムカレーを選ぶと1,350円になります。
限定カレーも定期的に提供されており、「ぷち」サイズ(200円)で追加できるので、いろいろな味を楽しみたい方にぴったりです。私のおすすめは、ろかプレートと限定カレーのぷちサイズの組み合わせです。
人気店なのに、そして東京なのに凄くお値打ちな価格ですよね。
ブログ運営者「半田なう」の実食レビュー
私たちが注文したのは「ろかプレート(チキンカレー)」「ろかプレート(ラムカレー)」(1,350円)と「限定メニューの秋鮭のろかプレート」(1450円)です。
上の写真はろかプレート(ラムカレー)ですが、まず目を引くのが、中央の黄色いターメリックライスに魯肉飯と玉子を乗せた、魯珈のアイコニックなビジュアルです。SNSでもひと目で魯珈とわかる特徴的な盛り付けですね。
ライスは大潟村産のあきたこまちをターメリックで硬めに炊いたもので、ツブ立ちがよく、魯肉飯にもカレーにも合う絶妙なバランスです。魯肉は台湾の八角の香りが豚肉自体に染み渡っており、カレーと混ざっても味が均一化せず、肉を噛むたび台湾のアイデンティティが顔を見せます。
ラムカレーの羊肉は軟らかくてうま味がギュッと詰まっています。良い羊肉をスパイスマリネして一晩漬け込んだ肉をカレー調理の後半に加えているそうで、肉自体のうま味が閉じ込められつつ、中まで味が行き渡っています。
カレーはスパイスがバチバチに効いていてグイグイ攻めてくるタイプですが、もたれるような重たさがなく、塩加減も抑えめで最後まで食べ疲れることがありません。
副菜の高菜にはマスタードオイルが使われていて、インドと和の中間のような味わい。モヤシは南インドのポリヤルと韓国のナムルの間をとった感じで、魯肉とカレーのどちらにも合うバランスが考えられています。
ちなみに、ろかプレートの店主おすすめの食べ方は、最初のうちは普通に食べて、途中から全部をしっかりと混ぜて食べるという食べ方なのですが、全体をしっかりと混ぜてからの味はラム肉の風味が全体に馴染み一層美味しく感じられました。
限定の秋鮭のカレーは一層独創的で、スパイシーなのに鮭の味と風味がしっかりと感じられてとても美味しい逸品でした。
上の写真は反射で少し読みにくいですが、スパイシーカレー 魯珈さんのこだわりです。
絶対に飲んでほしいラッシー
魯珈に来たら絶対に頼んでほしいのがラッシー(400円)です。自家製で「逆さにしてもこぼれないほど」の濃度で、カルダモンのブワッとした香りが魅惑的です。カルダモンを殻ごと挽いているそうで、別格の味わいです。
口コミと評判
食べログでは多くの高評価レビューがあります。「お味もお人柄もすばらしい」「唯一無二、一度は行っておきたいスパイスカレー屋さん」といった声が多く見られます。
常連さんの中には92回も訪問している方もいて、店主のえりつぃんさんの人柄と味に魅了されるリピーターが多いお店です。私が訪問した際にも記帳の時に店主のえりつぃんさんと親しそうに挨拶をされている方が多かったです。
各種メディアでも取り上げられており、最近はお菓子メーカー、スーパー、コンビニなどとのコラボも行われています。2025年にはプリマハムとコラボしたギフト商品も発売されました。
店舗情報
店名: SPICY CURRY 魯珈(スパイシーカレーロカ)
住所: 東京都新宿区百人町1-24-8 新宿タウンプラザビルBF-J
アクセス: JR大久保駅南口から徒歩1分
営業時間:月・水: 11:00〜15:00
火・木: 11:00〜14:00、17:00〜19:30
定休日: 金・土・日・祝日
予算: 1,000円〜1,999円
席数: カウンター6席
支払い方法: 現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可)
禁煙・喫煙: 全席禁煙
私は車で行きましたが、近辺にコインパーキングがいくつもありますから駐車場に困ることはありません。しかし、東京ですから駐車料金は高いです。(もっとも大久保のあたりはまだ安いほうかもしれません。銀座あたりは10分660円という異次元の駐車料金でしたから)
超有名店とは思えない場所にあります。注意していないと見落とします。(笑)
公式アカウント:
Twitter: https://twitter.com/spicycurryroka
Instagram: https://www.instagram.com/spicycurryroka/
まとめ
スパイシーカレー 魯珈は、南インド料理と台湾の魯肉飯を組み合わせた唯一無二のスパイスカレーが楽しめるお店です。完全記帳制で席数も限られているため、早めの時間帯での訪問がおすすめです。(と言うより、半田市から行くなら早めの到着が必須ですね。でないと予約出来ないこともありますから)スパイスがしっかり効いた本格的なカレーと、店主のえりつぃんさんの温かい人柄に触れられる、東京を代表する人気カレー店です。美味しかったですよ。東京に行く機会があれば是非!